当社で使用する塗料について

木部塗装

オスモカラーウッドステインプロテクター

価格は高めですが、浸透性にすぐれており、顔料が強いので 仕上がりもきれい。

キシラデコール

国内では最もメジャーな塗料です。ホームセンターでも購入可能。
顔料は弱めで材木の種類によっては色が付きにくい。

キシラデコールコンゾラン

塗りつぶしタイプの塗料(木目が消える)
本来塗りつぶしのほうが木を保護するためには良いとされていますが
剥離がつきものでリフォームの際下地処理に手間がかかります。
しかしキシラデコールコンゾランは木に対し密着性が良く剥離し難い塗料です。


屋根塗料

ミズタニパワーシリコン

屋根塗料のシリコンのなかでは 最上級と言っても過言ではありません。
耐久性が良いが 2液性で専用希釈のため コストが高め

SK化研 屋根フレッシュSI


弱溶剤外壁塗料 

日本ペイント シリコンセラUV

金属サイディングなどにお勧め


水性外壁塗料

SK化研 プレミアムシリコン

  

シリコンのなかでも 耐久性が良く コストもお手頃

その他 塗料の種類は山ほどありますが それほど 大きな差はないと思います。


塗装について

塗装の必要性

紫外線・風雨・排気ガスなどの自然環境などにより、家の外回りは日々、傷んでいきます。
そのため、建物を持つ全ての人にとって、適切な塗り替えの時期と改修方法を知ることが 大切なこととなります。
建物は、雨や湿気を吸うことにより、傷み始めます。
塗装することにより、表面に保護膜を形成して、建物を保護します。

塗り替えのタイミング

メンテナンス時期が遅れると、表面の塗膜だけでなく、その下の建築素材まで傷み、塗装工事だけでは済まなくなることも考えられます。
その場合は、塗装工事とは比べようもない出費となってしまいます。

早めの塗り替えをするメリット

・比較的、安価な塗り替え工事で済む。
・1週間から2週間程度の短い工期で済む。
・悪い部分だけを直すことも可能。
・次回メンテナンス時期が予定でき、安心。
・最適な時期に工事により、建物が長持ち。


塗料の選び方

アクリル塗料

最も安価で手軽な塗料だが、耐久性が低い。
最もコストパフォーマンスと施工性が優れており、その手軽さから、住宅の塗り替えで多く使われている。
但し、耐久性が短いため、こまめなメンテナンスが必要です。
耐久年数の目安:約6年くらい

ウレタン塗料

価格と機能のバランスが良いが、耐久性に劣る。
特徴は、その塗膜に光沢があり、膜厚に塗りやすい。
また、硬度・耐薬品性にも優れているが、住宅にはアクリル塗料同様、耐久年数が短く、変色の可能性もあります。
塗り替え周期の短期間で設定する必要があります。
耐久年数の目安:6~8年

シリコン塗料

弾性もあり汚れにくく耐久性に優れている。
シリコン塗料の特徴は、その塗膜に光沢があり、一般塗料に比べて、弾性力(微弾性)があることです。
耐久年数もあり、塗り替え後10年以上建て替え、住み替えの予定がなければ、
最低限このシリコン以上の塗料を選択することがベストです。
耐久年数の目安:8~12年

フッ素塗料

耐久性・耐候性はバツグン。
耐久年数が最も優れています。
コスト的にも高価格の塗料が多いのがネックです。
光沢感があり、防汚性も良い。なるべく長期間塗り替えたくない建物(商業用ビルなど)に最適です。
耐久年数の目安:13~15年


しかし、この樹脂だけで、グレードを分けるのは非常に難しくなっています。
まず、1液タイプなのか2液タイプなのか、水性なのか油性なのか、硬質なのか弾性なのか、さらにその他の機能、抗菌・防カビ性、耐汚染性、防火性、透湿性、防水性などや、セラミック配合など一概には評価するのが難しくなっております。

お客様が、最適な塗料を選ぶためには、冷静になり、自分たちにとって本当に必要な耐久性と塗料性能を考え、さらに工事金額とのバランスが取れているかを検討してください。
・予算オーバーなのに、長持ちするなら得だからと、無理をして長期ローンでの返済
・外壁だけを考えていたのに、業者に勧められて他の部位(屋根など)まで工事をする
・お住まいの売却など住み替えの可能性があるのに高価な超耐久性塗料を選ぶ
などの内容で契約し、後で後悔をするケースはよくありますので、工事内容(塗料選び)についてご不明な点は、お気軽にご相談ください。