山梨県北杜市高根町 U様邸
工事内容 | |
---|---|
お客様のコメント |
施工前
大変立派なログハウスです。
当然ながら 南面 紫外線が直に当たる部分はどうしても 劣化が激しくなります。
北面は 紫外線が当たらないので それほど乾燥していなく 肌と一緒でうるおいが
ありますね~!
玄関側です。
軒先側は下部が紫外線当たります。
鳩小屋部分 現状
西面 屋根が良く見えますがスレートの屋根がかなり 白くなっています。
施工中
まずは洗浄です。
今回 屋根塗装ではなく屋根被せ葺きですが お客様のご要望で 被せる前に屋根も洗浄しました。
やはりログハウスは塗りごたえがあります。
塗料はオスモカラーウッドステインプロテクター
レッドシダーとオークを調色しました。
窓枠 オスモカラーカントリーカラープラス
シダーとノルディックレッドの調色です。
屋根工事もスタート
ゴムアスルーフィング貼 作業
ドーマ雨押え部分
雨押えは新築の場合 屋根を葺いて壁を貼るので 問題ありませんが、露フォームのカバー工法
既に壁が仕上がっているので 屋根が後になってしまいます。その場合はやむ負えず
壁と屋根の取り合い部分はシーリングになる事がおおいです。
ただ 木壁の場合は プライマーをしても シーリングの密着がよくありません。
弊社では 極力 壁の中に雨押えを入れ込むように心がけています。
雨押え部分 施工前の写真
木壁を少しカットして
雨押え 板金を差し込みます。
煙突の雨押えも同じですね!
煙突雨押え 屋根の板金を立ち上げます。
その後 上から 金属サイディングを貼り カバーします。
谷施工の写真です。
谷の板金は俗に言う 稲妻の形ですよ!
豪雨が来ても雨水がオーバーフローしないように
なっています。
このような細かい絡みの部分
が非常に大事になってきます。
天窓の雨仕舞施工
天窓の施工は 地域によっては ジャンプ台をつけているのを よく見かけますね。
賛否両論ありますが ジャンプ台を付けると ゴミが溜まらなくなりますが
空からの雨以外に 屋根上部 棟からの雨も余分に 天窓のガラスの上を
流れることになります。となりますと 新しい天窓は問題ないでしょうが
15年 20年近く経過した天窓はパッキンなど劣化し 雨漏りの原因となってしまいます。
天窓メーカーからも 10年に一度はメンテナンスを勧めていますが
雨量によっても 天窓の寿命はかわってくるのではないかと考えます。
弊社では その部分を考慮し ジャンプ台は控え(要望があれば別)1まいものの板金で
立ち上げています。 そうすることにより ごみがたまっても 隙間がないので安心です。
繋ぎ目がない1枚もの
破風板 鼻板も板金巻きしました。
破風板は特に紫外線を受け傷みやすい部分であり最もメンテナンスが困難な部分です。
例えば 壁が10年に1回の塗装で良いとすると 破風板は5年で傷みます。
しかも 足場は不可欠の為 費用が嵩みます。
そこで 弊社では板金巻きをお勧めします。但し好みもありますからね!?
施工後
そしていよいよ 完工です。
IU様 ありがとうございました。
煙突のメンテナンスの時のため 部分的に雪止めを取り付けました。
今回、ハンドカットログハウスのオスモカラーによる外壁塗装と、ガルバリウム鋼板での屋根のカバー施工をお願いしました。約2ヶ月の工事期間でしたが、とても安心してお任せすることができました。ありがとうございました。
今回の工事を行うにあたり、八ヶ岳ホームサービスさんを含め3社のお見積もりを頂き、それぞれお話をお開きして比較検討を行いました。
八ヶ岳ホームサービスさんに決めたポイントは、何より白樫さんの詳細な説明です。DYI好きの私は、かなりマニアックな質問もしたと思いますが、たとえば塗料の説明、断熱材入りのガルバリウム鋼板の説明など実際の施工事例を交えた具体な説明に安心感がありました。特に、良い効果だけでは無く、危惧される弊害についてもしっかりとご説明頂いたことが大きかったと思います。
施工中も頻繁に現場を訪れ職人さんと連絡を密に取り、工法の変更などがあれば迅速にご説明を頂きました。例えば、雨水が直接あたりやすくなるログ材の小口を保護する方法についてお聞きすると、すぐにオスモカラーの担当者に電話で確認を頂き、オスモカントリーカラープラス での塗装のアドバイスを頂けました。また、小口の雨水を除ける水除けを板金施工により体裁よく取付けて頂きました。
この他にも、今回の工事とは直接関係の無い、ウッドデッキの補修方法や雨樋の施工方法、池の水の排水方法など、アドバイスを頂き感謝しております。
今後も、素人のDYIでは手に負えない補修が出てくると思いますが、是非ご相談をさせて頂きたいと思っております。この度はありがとうございました。